金沢らー油
2010年 02月 21日
その名も「金沢らー油」
おや?どこかで聞いたようなネーミングとボトルの形?
と思うでしょ。
ま。こういうことで。
数年前一斉風靡したペンギン食堂さんの石垣ラー油。
そりゃもう、お付き合いのある料理ブロガーさん達の間でも大変な人気で
見つけたら即買いしないといつまた出会えるかもわからず。
NETなんかではオークションで倍額になってたりもしていましたね。
今は定価800円、と値段も結構上がってるようですが
それにもかかわらず、更に入手困難になってる模様です。
・・・・・うちのこれ?出し惜しみでちびちび使ってるので
数年前に入手したものです(笑)
さて。
そんな石垣ラー油の人気にあやかってか、
「ただ辛いだけ」でなく、味のある「実入りラー油」を
色んなメーカーがこぞって販売してるようです。
このブログでも今までに
「くめじまのらー油」
とか
「ラー油の鉄人」
とか
レポートしていますが。
どちらも軍配は「石ラー」にあがってたわけです。
もしかしたら石ラーにかなうのは、無いのかもなぁ。
でも。
違うアプローチの実入りラー油があっていいはずなのに。
とぼんやり考えていたのですけど。
ありました。
これです。
実は発見したのは夏の金沢旅行の時。
レポートはお土産編まで辿り着かず^^;
(近江市場編も小松-東尋坊編もかけてないんですが^^;;)
旅先ではスーパーと道の駅は外せない、という私の趣味で立ち寄った東京ストアー。
目の端に飛び込んできたこの「金沢ラー油」を見て
ちょっぴり噴出し。即購入。
1ヶ月ほど前にようやく開けてみました。(遅いって)
開けたとき、ふわぁっと来たのはまずシナモンの香り。
表示を確認してみると
やはり。
量が沢山使われてるものから順に原材料記載する法律になってるそうですが
後ろから2番目でこれほど効くらしい。
これは。シナモンの香りとあうものでないと、厳しいなぁ。。。と思いつつ。
まずは一人+αランチのチャーハン(コブ+魚だし+醤油味醂味のウインナ+セロリ入り)に
ちょろり、とかけてみると。
これがナンと、むちゃくちゃ合う!
瓶から立つ、シナモンは料理にかけるとマイルドになるんです。
とてもおいしいこの感動を、旦那にも味合わせてあげようと
その次は平目のアラを塩と酒でグリルして表面を少々焦がしたものと
昆布でだしをとり、臭み消しに大根も一緒に煮込んだ
魚だしうどんにかけてみました。
まずは、うどんをそのままで食べたら。
・・・・・・・・もぉ。これが。
平目のアラの上品がだしがとても美味しくて♪
「また作って、って言ったら、出来る?」と言われ
「アラが手に入らないと、無理」と答え。
食べつくす前に、ようやくラー油をかけてみました。
すると。
これまた、うどんのだしを更に上品に、
持ち上げてくれる味わいに変わったのです。
シナモンの香りが、
これほど魚介や、和風出しに合うなんて!
辛さもマイルドなのが、いい感じです。
旦那のほうは石ラーで試してみると、
やはり石ラーを入れたとたん、料理の味は「石ラー」になりました。
「石垣ラー油はもちろんとっても美味しいんだけど。
すべてが石ラーの味になっちゃうんだよね・・・。
でも、金沢ラー油は料理の味を持ち上げて、
拡げて引き立てるんだね」
沖縄の太陽の下で作られるラー油と
「古都」金沢で作られるラー油。
同じ実入りラー油でも「在りよう」がこれほどはっきりと違うのはとても面白い。
なんだか実入りラー油の新しい指標を見つけた気がします。
(いづれ、自分でも作ってみようと思ってた^^)
そして今は金ラーがどんな食材に合うのか色々お試し中ー♪
白菜の浅漬けには合わなかったけど
大根と人参スティックにはとても合ったりしたのは
ぴかままさんと発見しましたよ♪
後どんな食べ方があうでしょうね♪
へぇー、金沢らー油
っておいしそうねー♪と思っていただけたらぽちっとよろしくです♪
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