鰆のピチット塩麹干物
2011年 08月 31日
鰆の刺身やたたきのその美味しさに魅了されて以来。
加熱用であっても、その淡白な色を裏切る深い味わいに
『お値打ちなら、買うぞ』と
ハンター(笑)の眼は光ります。
さて。そうしたときにいつもの魚屋さん対面コーナーで
10cm幅くらいのアラが発泡トレイに山盛りに積んで乗っかってました。
「鰆だ。鰆だ。絶対鰆だっ!」
何しろアラには品書きのフダは省略されてます。
念の為訊ねると矢張り『鰆』
鮮度は「刺身は無理」
「干物はっ??」
「それならいいよ」
即買いです。
家へ帰って早速ざっと水で洗い、ビニール袋にぶち込んで
清酒(米&米麹のね。純米酒の区分けにはならん)と
塩、塩麹に一晩。
翌日、燻製やる輩にゃ必須アイテムの
「ピチっと」さんに包むこと1日半。
食材の水っぽさや生臭さを取り除くシート。ピチットシート 脱水シート 32R レギュラー
価格:2,560円(税込、送料別)
ウチには干し網とかもあるので
普通にお天道様に干してもいいんですけど・・・。
夏の初め。
いつものスーパーの本店(豊橋)へ足を延ばした時、
行きつけ店(蒲郡)にいた魚担当の方がいて(異動したらしい)
私を覚えていてくれたんです。
そこにあった値段のついてない真鯛のおかしら(30cm長)を
叩き売り同然のお値段で下さったんですが・・。
時間も遅く、豊橋から家まで帰ると21時過ぎるので
塩して翌日干して食したら。
・・・・・どうやら天日に晒したことで腐りました。
ううううう。せっかくの真鯛のお頭。
干物にするんでなく。
一汐したら、焼いていつものように鯛めしにすればよかった・・・(涙)
以来。
夏に干物は気をつけよう。
ということになりまして。
この点、ピチット君なら冷蔵庫に入れっぱなしで干物に出来る優れものさん。
焼いてみました。
これがまた天にも昇るような美味さ!!!
手足口病になってるチビ姫も
口内炎ナンのその、とがっつり食べました。
ちなみにこの皿で買った半分量。
一食3人前、50円ですね。
(手間賃及び調味料代は換算せず)
あ。ちなみに最近私の超お気に入り食堂で出てくる日替わりメニューで
鰆のたたき、ってのがありまして。
これ、絶品なんですよ。
注文してから叩いて冷やさず盛付してくれてる。
ナマモノ嫌いの旦那も私の皿から食べて「うめぇ!!」と絶賛。
鰆料理。まだまだ色々深く追求できそう。
ところで、そんな旦那が職場で
「鰆の刺身」について話したら
釣好きな方々が揃って「はぁ!?」と驚いたそうです。
まだまだ鰆の刺身とタタキは中部地方で浸透してないんだなぁ。
どうか、一日も早く穏やかな日常を取り戻せますように。
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