三河みりん探訪~工場見学~

梅みりん酒を尋ねて訪れた「三河みりん」。
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横の建物は製造場のようで、出荷待ちの品が積まれてました。
実はこの三河みりんの所在地、碧南市というのは
みりんが特産のようでして、他に三河みりん元祖という九重みりん他いくつものみりん醸造所があります。
それを知ったときは
「あら~、愛知県って結構、誇れる名品がいっぱいあるじゃないの」と思いましたが
愛・地球博の時に「名古屋土産は重いものばっかり」といわれたことも思い出し。
「これも、重いわ(^^;」と突っ込みを入れてました。
(例外はえびせんべいかな。でも名古屋名物とよばれるもののほとんどが
 名古屋周辺の名産だったりする・・・・守口漬けとか。えびせん、八丁味噌etc)

・・・そんな話はおいといて。

全国の味に厳しいプロの料理人も愛用してるという三河みりんの工場が
すぐ目の前にあるのですよ。
仕込み行程を見せてもらいたいな~、と思っていたら
旦那が気をまわして工場見学の申し入れをしてました。
以前から見たい見たいといってたのを覚えていた模様。

突然行ったに係わらず、また突然の申し込みながら
見学をさせていただけることに相成りました♪

こちらの工場で行っているのは
麹仕込み~もち米と焼酎をあわせて醸造をする過程だそうです。
a0048852_1536781.jpg焼酎の仕込みは別の場所で行っているとのこと。
それももち米オンリーで味醂のためだけに醸造されたもの。
その焼酎とあわせるもち米は北海道産。
“はくちょうもち”か、
もう1品種(名前聞いたけど忘れた~^^;)使用。
これを毎日3tを仕込むのだとか。

私たちが行った時間には精米は全て終わっていたので
真っ白なもち米を見せてもらいました。

麹もここで仕込んでおり、隔離された専用ブースから
あま~い麹の匂い。
麹用のもち米は愛知産の“ニホンバレ”の改良品種だそうです。
一つ一つの材料を厳選してるんですね。
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もち米はまず蒸して






人の手を添えて
次の行程へ入る機械へと移します。
この真ん中の写真が蒸し米。
300キロあるそうです。




蒸したてをちょっとつまみ食いさせてもらいました。
甘い♪



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機械の中で蒸し米は焼酎と麹と混ぜ合わせられて
パイプを伝わり

a0048852_15584527.jpg隣室の貯蔵タンクへと注がれます。
この写真のおじさんは案内の方。
はしごの位置を変えたと思ったら、
「どうぞ」と手招きされました。






そこまで見せていただいていいんですかね。
でも、せっかくですし♪


a0048852_1614965.jpgでは♪とワンピ姿で登っていく私。
写真は交代して登った旦那(笑
(だってスカートの中見えちゃうじゃん~)
登る途中でお酒の匂いがとってもしました。
思えばこの部屋自体、甘酒に似た香りで一杯です。
「お酒の弱い人は酔っちゃいませんか?」のあほな質問に
「慣れてしまってるからね~。
 でもこれのせいなのか
 普段お酒を飲みたいとは思わない。
 もっとも暑い日はビールが飲みたくなるけど」
とお茶目に返してくれました(笑




a0048852_1645621.jpgさっきの機械から運ばれたばかりなので
まだもち米の粒がしっかりしてます。
昔は手で運んでいたというから、とっても大変。
もっとも今はこんな風に機械化が進んだ、と言っても
夜中にもう一度、様子を見にこられているそうです。
いやはや・・・。すごい。
手塩にかけるとは、こういうことですね~。


a0048852_16201548.jpgこのタンクで60-90日密封熟成させ、
無菌室で絞って、また200日以上を熟成に費やして
ようやく完成です。

製造工程はほぼ清酒と同じ作り方なのですが、
最大の違いは「水」を一切使わないこと。
原料となる焼酎・もち米・麹。
たったこれだけの材料でこれほどのものが出来てるのは
本当に素晴らしいです。


a0048852_16294490.jpg後は瓶詰め・検品の過程。
これも熟練した人に検品してもらって
ようやく出荷。

大変な手間と時間をかけて。
手を抜くことを一切せず、作られているな、と。
何よりも、ここの職人さんたちがとても大切に、誇りに思っている味醂なのだな。と。
彼らの笑顔を見て、そう感じました。

ひとつ、また。
自分の愛用品に自信が持てたしだいです♪



さてさて。購入品レポートです。
a0048852_1642748.jpgこちら、念願の「梅みりん酒」
a0048852_16461742.jpg梅酒とほぼおんなじ色合いです。
常温で試したら
香りはみりんの香りが最初にきて、後から梅の香り
だったんですが
口に含んでみると
梅の香りが濃厚。喉越しに味醂味(笑


a0048852_164844.jpg「柳かげ」というこちらの商品は食後酒として飲むと良い、
と言われたもので
a0048852_16531572.jpg本味醂の濃度をもっと濃くしたような感じ。
アルコール度も20度と高めです。
食後のグラッパ、のノリで飲むと良いかもです。


もともと味醂って、お酒の代用に飲まれてた、ってことですし。
(昔の女性が結構台所で飲んでたとか)
今では外国諸国に輸出もしているようですが、
なんとそこではリキュールのようにコーヒー紅茶に垂らして飲まれてもいる、
と聞くと
新しい利用方法なんてもの考えたくなってしまいますね。
(フレンチとかでも今は日本食材や調味料を取り入れていると聞きますし)


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・・・いやぁ・・今日も記事が長かった・・・^^;。
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by Laurus-nobilis | 2007-07-12 17:03 | 小さい旅

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