糠床はヱビスがお好き
2009年 05月 18日
と言われたのは妊娠中に通ってた薬膳教室でのこと。
それが自分で糠床を作るきっかけとはなったのですが
これが第1回目は断念しました。
ここ最近、玄米を購入し自宅で精米していると糠がたくさん取れるようになり
再チャレンジすることに。
1日ずつでるわずかな糠を毎回足しつつ野菜を漬けましたが
どうも評判がよろしくない。
「水はこまめに捨てましょう」なんて注釈があるのに
毎日糠足してるためかぱらぱらだし。
つけたものは真ん中まで味が沁みてないし。
何よりすっぱい。
旦那などもとから糠漬けが苦手、ということもあり
蓋を開けて手入れしてるときの匂いだけでも
「くさいくさい」と大騒ぎ。
野菜漬けていけばそのうち水分が出てくるだろうと思ってましたが
どうやら追いつかないようで。
(そんなに漬物ばかり食べれないしね)
ぴかままさんから「カラシを入れればすっぱいのが止まる」と聞いたのですが
楽子さんの推薦本(『沼地のある森を抜けて』梨木香歩著)を読んだ後なので
加えると断末魔の悲鳴が聞こえてきそうな気が・・・・(爆
煮沸した水でも足してみようかと思ってるところ
先日のジンギスカンパーティで出したヱビスビールが1本半ほど開封して残ってたんです。
「あ、それ。糠床に入れるから」と
どぼどぼと足して混ぜてみると。
あらあら?
もしかしてちょうどよい湿り具合?
3日ほどして野菜を入れてみると
あ。おいしい。
1週間ほどすると蓋を開けただけで文句を言ってた旦那に
「さっき糠触ったよ?」と申告しても
「気づかなかった」
ですと。
味もすっかりなじんできたようで、きゅうりなどとてもおいしく漬けられてます。
(大根もおいしかった♪)
うちの糠床。
ビールが足りなかったのねぇ・・・・。
それは私の糠床だから??