白ワインの角煮でライスヌードル。
2008年 10月 06日
秋真っ盛りになったんですねぇ。
たまに聞き分けが悪くなります。
ことの始まりの時の私のアドバイスを無視する。
で。
ことの終わりで
「あ~あ。だから言ったじゃんか」と言われることになる。
『空』を全然冷蔵庫に入れず
真夏のエアコン無しの熱気の篭った部屋に放置していたのもその一つ。
(※現在進行形)
そして秋の恒例旦那の連れバーベキューの前日にも
「これ。。やばいかなぁ」
と恐る恐る私の顔をうかがってきたものがあります。
春に『空』と一緒に仕入れたドイツのカスクワイン。
これも『空』ともども真夏の40度超えの部屋でひと夏を過ごしました。
買ったことのある方はご存知でしょうが。
カスクワインは日本語では「箱ワイン」と呼ばれています。
ボール紙で作った箱の中に、
ビニール等の袋にワインが入って
張り付いている蛇口みたいなコックを使ってワインを注ぎます。
空気に触れないので、ワインを欲しいだけ飲んでとって置けるという
なんとも便利で「自家用ワイン樽」と呼んでも良いよーなシロモノです。
だからといって完全ではないので
封を開けたら早いうちに飲んでしまったほうがいいし
瓶より保存性は低いと思うし。
まして白ワイン。
通常「白ワインは1年持たない」と言われてたりもします。
(ちゃんとした造りのワインでコルクも長くしっかりしたのが使ってあって
14~15度のセラーに保管してれば別だけど)
それを真夏の締め切った部屋に入れっぱなしでひと夏過ごしたものを
「実は隠してとっといたんだ♪」と
はーとまーく付で言われても。
あるのは知ってたよ・・・幾度か早く飲め、って言っといたよなぁ。
と、次の事態の想像がつく私はテンションが上がりません。
案の定。
白ワインのはずのそのカスクワインは
ロゼワインか貴腐ワインであるかのよーに色を変え。
味も変質しておりました。
「だから。
早く飲まないとそうなるよ。って言ったよね」
「・・・そうだったね・・・・」
本人。
バーベキューの時に出すつもりだったようですが。
すっかりアテが外れました。
でもって、料理に使って♪と。
・・・・・・・・・・白ワイン、3ℓを料理に使えってか・・・・・。
しょうがないので、チャーシューを作るつもりで買ってきた豚バラ肉を
白ワインで3日煮込みました。
生姜とネギの端っことで1日漬け込み
翌日ことこと半日煮込んだら、ちと豚臭かったので
クローブを3本放り込み
味つけは塩だけで3日煮込みました(シャトルシェフ活用)
そうして出来たのは「さっぱり!」とした酸味のある角煮。
練り芥子よりもマスタードや柚子胡椒と相性が良いです。
(旦那は砂糖と醤油を入れてもらいたがってますが・苦笑)
今日の昼はそれをライスヌードルと汁椀に。
これってようは「ビーフン」なんですね。。。ま。いいけど。
キャベツ・舞茸をゆでてる鍋に、昆布茶入れて
ビーフンも入れて茹でて。
白ワイン角煮と角煮の煮汁も入れて醤油で味を整えて丼に。
最後に細ネギを盛り付けて。
結構、乙な椀物になりました♪
酸化した白ワイン、まだ後1ℓはあるようですが。
・・・・・・・・・・なんに使おう・・・・・・・。