入院食事日記
2009年 11月 03日
2人部屋は5千円。大部屋はタダです」
麻酔で朦朧としたところにそう聞かれたのに
「大部屋で」と即答した私・・・・。
どもー。
お久しぶりです。
1週間ほど、入院しておりました。
ここ数年、懸念していた(ドッグでも引っかかってた)精密検査を受けに行ったら
即日入院になりました。
安静のため、ということだったんですが、本人元気一杯で。
編み物とかしてたり、本とか読んでたら
やんわりと「寝てなさい」と注意されてた不良患者^^;
最初は絶食でしてね。
点滴で栄養補給するんですが慣れてないので手が攣ってくる。
まぁ、ちょうどいいデトックス期間だとふんぎりはつけてたんですが、
口中に点滴の味っぽいのが広がって、うにゃ~(T◇T)
消毒薬とか点滴の匂いって、そのまんま病院の匂いと思ってるので
口の中が病院だぁーっととか。
その点滴にウチのキッチンから姿を消して久しい
添加物調味料メーカーの名前を見つけた時にゃ
体の中じゅう、添加物やーっ、
って、デトックスにならんやん!と一人突っ込みを。
そいや検査食キットは某4大チョコメーカーのひとつだったし。
色んなメーカーが手広い商売をやってるものなんだなぁ、と関心しておりました。
そんななので。
2日目の晩に「3分粥」が出された時には
思わず食事が出来ることに感謝して手を合わせました。
しかも、おかず付。(カボチャと玉葱をマッシュしてマヨネーズであえてあった)
おかずまでついてるとは!
(写真のお粥はむしろ重湯だなぁ)
と味の好みはともかくとして。ありがたく完食いたしました。
自分としては、離乳食を食べてる気分^^;
相部屋になった人たちが話してた情報によりますと。
この病院はTOPの方が「入院食は美味しくないといけない」という理念をお持ちらしく、
患者と同じものを食してるんだとか。
「だから美味しいらしいのよ」
とか。
旦那の知人で入院してた人が
「ご飯は美味しいし、至れり尽くせりだから退院したくなかった」
と言ってたりとか。
なんとなく、期待はしてみたんですが・・・・・・。
粥食は、関係なさそうです・・・。
3日目は5分粥。
朝はいり卵、昼は豆腐の大根おろしあんかけ、夜は鱈?鰆?の煮物。
・・・・・・・味付けが皆一緒なんですよねー・・・・。
多分業務だしツユを使用と思われます。
添加物は少なそうでしたが。
4日目は7分粥。
朝は固いスクランブルエッグに大根・人参・きゅうりのサラダ。全部湯通ししてありました。
昼はジャガの煮物、豆腐と胸肉のハンバーグ、人参にモノ添え。
夜は胸肉の味噌焼き。ブロッコリー添え。キャベツとシーチキンの和え物。
味付けは相変わらず一緒なんですが、
ここにきて、「あれ?」と。
昼のハンバーグも夜の鶏肉もふっくらさっくりの火の通し方なんです。
もしかして。味付けというかレシピが「そう」であって、
料理している人はもしかして料理上手なんじゃない?
だって、鶏胸肉の火の通し方って、結構難しいんだし・・・。
5日目になってようやく全粥。
朝はいり卵に大根おろし、リンゴジュース?(←飲まなかった)
昼はまったく辛くない麻婆豆腐(むしろ豆腐あんかけかも・・・)にほうれん草のおひたし
夜は鰆らしき焼き魚に玉葱の煮物、カボチャの煮つけ。キャベツとかにかまサラダ。
やはり味付けはおんなじ。
でも豆腐は湯通ししてあったりとか、なんだか下ごしらえはちゃんとされてる模様。
6日目も全粥。
この日から微妙に味が変わる。
朝。いり卵にほうれん草と人参のソテー(油抜き済み)
昼。大根と人参の煮物。白身魚の野菜あんかけ。
夜。鶏肉のきケチャップあんかけ。根菜のサラダゆず風味。
5日目までは「麺つゆ使いました!」って味ばかりだったのが、
6日目にして味にヴァリエーションが出てました。
「レシピが変わったのか、作り手が変わったのか」
この日ついてたプリパックジュース。
昼の「やさい育ち」って・・・・・・・・・我が家がチビ姫用に買ってるものなんですよねぇ・・^^;
7ヶ月から飲めて、香料も砂糖も入ってないカゴメの。
ストローもストッパーがついていて、曲がるタイプなので、いつもこれ。
朝と昼のプリパック、夕方見舞いに来てくれる旦那とチビ姫にとって置いたら
チビ姫、でっかりリンゴジュースのほうを飲んでました・・・。そして多くて途中でいらなくなった・・・。
7日目、退院日。
全粥。スクランブルエッグにケチャップ。湯通し野菜サラダ。缶詰みかん。
6日目までは、完食してましたが。(何しろ他に食べるものないし)
7日目は半分以下しか食べずに、残してしまいました・・・・・。
うーん。
卵って、普段あまり食べないし。
ケチャップ味もマヨネーズ味のも沢山出てきてて1年分、ココで食べたかも・・・と言うくらい。
(マクロビ系薬膳やってからすんごく消費量減ってるんですよね)
毎食出てきてた梅干。
これまた減塩梅干で・・・・・それほど悪いものは使ってなさそうな味だったんですが。
・・・・・・・・・・自分のが美味しい。家から持ってきてもらおうかな。
と毎回食するたびに思ってしまって・・・・・。
うん。
梅干って、ほら。
調子の悪い時の回復薬にしてたりする私ですので。
それと薬膳で「いい塩を摂る」と習って以来、
梅干は減塩の必要なし。
むしろ減塩して防カビのためにいろんな添加物を使って、
害ある塩になってるものを摂取する方が良くない。
なんて考え方になってしまいましたので・・・。
こういう病院で出てくる塩(梅干)が、これでいいのか??
と。
なんだかねー・・。
「おいしい」と思う人と私とは感覚が違うんだわー、と思うことしきり。
だって食堂ので食べてた人たち、私と違って普通食だったけど
おいしいおいしいって食べてたからねぇ。
また新たに食事について考えさせられた入院生活でありました。
で。
家に帰って、最初に口に入れたのはやっぱり
my梅干でありました♪
うーん、この酸っぱさ♪シソと梅の香りっ!たまりません。
スパッ!
皆様、今後ともよろしゅうに♪
こちらでぼちぼちレシピup中です♪